こだわりのたまご
脳細胞の活性化やガン予防、善玉コレステロールの増加などの効果が期待されるDHAですが、非常に酸化しやすく、魚臭いため苦手な方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。ところが、たまごに含むことで酸化にしくく魚臭さの苦手な方でも美味しく食べて頂けるようになりました。
おかげさまで、口コミで広がり、全国から注文を頂くようになり、遠方からでも車でわざわざ買いに来てくださるお客さまも多くなりました。本当にありがとうございます。
藤原礼布
産み立てたまごの直販
赤玉のアン 30個
(10個入紙パック×3)
藤原ポートリーのたまご 30個
(10個入紙パック×3)
アクセス
園長プロフィール
70年前から続く養鶏場の3代目。さまざまな特殊卵の開発に取り組み、8年前からDHAたまごの生産に着手。
ITにも精通し、養鶏場と販売システムのIT化にも自ら取り組む。
お客さまの声
たまごかけご飯にはまってます
地元でも大人気です。贈り物などにもよく使われます。こいつでたまごかけご飯。これほどのまったり感は初めてです。とろーり濃厚です。ごちそうさまでした。
(さとけん楽楽日記より)
臭みのない、あま〜い玉子です!
殻に入っていても旨そうでしょう!
黄身もとびっきり黄色い訳ではないたまごですが、臭みのない、あま〜い玉子です!
(GIGSPEED Blogより)
スーパーのタマゴと鮮度&値段&味も違います
鶏は赤鶏だそうです
一般の白鶏より「味が濃く栄養も豊富」だそうです
赤玉のアンは有名高級ホテルなどの朝食に出されているそうです
早速、たまごご飯で頂ました!
- モッコリとした卵黄です
- 卵黄の色も違います
- 味も濃厚なようです
スーパーのタマゴと鮮度&値段&味も違いますw
美味しいタマゴだと思います。。。
(三田のおったん 兵庫県三田市~ 発信!より)
いきなり醤油をかけないで塩をパラパラと振るだけで十分
玉子の本当の美味しさを知るには、やはり玉子かけご飯ですね。これを見ていただくと美味しいのがお分かりだと思います。
お店の方に教えてもらったのですが、いきなり醤油をかけないで塩をパラパラと振るだけで十分だそうです。
それでも物足りない時は醤油を使って下さいとのこと。
確かにその通りでした。
良い玉子は善玉コレステロールが多いのですね。
さて、この玉子を使って美味しいものを作りたいと思いま~す♪
(M.ダックスがやって来たより)
開発秘話
開発は大変だったんですか?
「10年ほど前になるでしょうか。ちょうどDHAが注目されはじめた頃に、知人との何気ない会話がきっかけで、2年間の期間と多額の費用をかけて開発しました。特許もとっているんですよ。
先ほども話ましたように、DHAは大変酸化しやすいので餌に加えても、すぐ酸化してしまいます。そこで、新たにマグロカツオ油と給餌機を開発して、ようやく実現しました。
あと、DHA以外にもとにかく栄養価の高いたまごができるように、乾燥飼料にもいろいろと工夫をしました。」
原材料にも気を使われている?
「とにかくいい物はできる限り入れようと。たまごの味を深めるためにはたんぱく質が必要なので、通常よりもはるかに多い魚粉を使ったり、キチン質として蟹ガラ、カルシウムとして貝の化石を原料に加えています。他にも、レシチンや乳酸菌、漢方など、質の高い原料だけを厳選していろいろ使っていますよ。」
貝の化石?
「近海でとれる貝殻を使いたいところですが、貝殻には水銀や鉛などの有害物資が蓄積されやすい。そこで、近海の貝殻は使わず、公害とは無縁の中国奥地の貝の化石をくだいて使っているのです。」
それだけ、飼料の原材料をこだわると、仕入れが大変ではありませんか?
「ええ。どんどん原材料を仕入れるのが大変になってきています。8年前に比べて仕入れ価格は倍以上にもなってしまいました。経済性を優先する社会風潮の中で、安く手に入る材料ばかりが流通し、このような原材料はどんどん手に入らなくなってきています。世界各地から取り寄せないといけないので大変です。」
鶏や育て方にもこだわりを持っておられる?
「鶏には、できる限り原種に近い赤鶏を使っています。赤鶏は品種改良を重ねられてきた白鶏に比べ、体格が大きく餌もよく食べるわりにタマゴを産む数が少ないので経済効率は悪いですが、味が濃く栄養も豊富です。
また、うちの鶏には育ち盛りで健康な間にしかたまごを産ませません。その結果、普通の鶏の半数ぐらいしか一生の間にたまごを産まないのですが。。」
そのように、とことんまでこだわって目指すたまごとは?
「おいしい卵、体にいいタマゴ、鮮度のいいたまごです。それに向かって、新しいたまごを開発してきましたし、卸から直販へと移行してきました。お客さまに新鮮なたまごを食べてもらうために、必ず24時間以内に発送していますし、またインターネット上での受注もスタートさせました。」
直接お客さまと接するようになって感じられたことはありますか?
「生産以上に販売は難しいですね。つらいことも多いですが、お客さまから「おいしい」といってもらえた時は格別です。奈良や大阪から車でわざわざ買いに来てくださるお客さまも多く、このような信頼関係が私のこだわりをより強固にしているのかもしれませんね。
特に広告も出していないのですが、口コミで広がり今や全国から注文があり、本当にありがたく思っています。」
本当にいきいきとお仕事をされていますね。
「しんどいときも多いですが、生き物を相手にするのがとても楽しい。自然から授かった仕事だと心底思っています。
天然原材料の仕入れが難しくなってきていますが、なんとしても現在の品質を維持していかないと。そのうえで、タマゴを使った商品も新たに開発していきたいですね。
また、地鶏やウコッケイなど、新たな品種にもチャレンジしていきたいです。」
【出典】
ひょうごの旬マガジン「ふるさと特産館」